『JA共済杯第51回全日本リトルリーグ野球選手権東北連盟大会要項、組合せ、規則』

大会要

 

  1. 名  称  JA共済杯 第51回全日本リトルリーグ野球選手権東北連盟大会

            ―楽天イーグルスCUP―

    期  日  平成28年6月3日(土)4日(日)10日(土)11日(日)予備日含む

    会  場  宮城広瀬球場・秋保湯元公園グランド・海岸公園第5球場

  2. 主  催  日本リトルリーグ野球協会 東北連盟

  3. 主  管  宮城県リトルリーグ野球協会

  4. 特別協賛  JA共済・株式会社楽天野球団

  5. 協  賛  すかいらーく

    後  援  三井物産 産経新聞 サンケイスポーツ フジテレビジョン

    競  技  1日目:トーナメント方式 2日目:リーグ戦方式

    運  営  日本リトルリーグ野球競技規則並びに大会運営要項及び特別競技規則による。

    登  録 (イ)選手登録書に所定の事項を洩れなく記入し、5月22日(土)まで大会実行

  6.         事務局必着のこと。

         (ロ)大会登録料 30,000円は午前8時15分までに本部席に持参の上登録すること。

    参加資格  参加リーグは各地区代表リーグ(地区予選を勝ち抜いたリーグ)とする。 

          青森県、秋田県(2)岩手県(2)福島県(3)宮城県 山形県(5)計12リーグ

    構  成  チームの編成はリーグ単位とし、各リーグの選手はオールスター9名から14名とし

          他に監督1名、コーチ2名とする。ただし指導部は最大5名まで登録を認める。

  7.       注:選手は平成16年(2004年)5月1日~平成18年(2006年)8月31日生まれの者

  8.         平成28年(2016年)12月31日までにリトルリーグ東北連盟への登録を済ませ、

  9.         許可を受けた選手とする。

  10. 選手確認  選手登録書により確認を行う。

    集  合  各リーグは、6月4日(土)午前8時10分までに開会式会場に到着し、大会本部に

  11.       連絡すること。(開会式会場:宮城広瀬野球場)

          ○開会式は午前8時30分開始の予定です。

          ○プラカード、リーグ旗を忘れずに持参すること。

          ○各リーグは各試合のアナウンスを2名お願いします

    会  議  6月2日(金)次の会議を行いますので、該当する関係者は必ず出席する事。

         (イ)東北連盟理事会 午後4時00分~午後4時50分 

            TKPガーデンシティ仙台 カンファレスルーム30D アエルビル30F

  12.      (ロ)代表者会議 午後5時00分~午後5時40分 

            TKPガーデンシティ仙台 カンファレスルーム30D アエルビル30F

  13.         住所:仙台市青葉区中央1-3-130F 仙台駅東口隣の高層ビル

        http://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/gc-sendai/access/          

審  判  審判は東北連盟審判部が運営し、4人制とする。

      注:審判部は5月22日(土)までに大会審判員名簿を大会実行事務局まで提出

      して下さい。

解  散  試合を終了したリーグはその都度グランドにおいて解散する。

      注:閉会式は原則として大会最終日まで残ったリーグとするが、参加を希望する

        リーグはこの限りでない。

代  表  東北連盟第一・第二代表リーグはコボスタ宮城球場にて東北楽天ゴールデン

      イーグルスホームゲーム前に「楽天カップ」の表彰式に参加する。7月1日(土)の

      予定。

      7月22日(土)から長野県上田市で開催される「JA共済杯 第51回 全日本選手権

      大会」に東北連盟代表として参加する。

 

大会組合せ

 

 

大会規則

 

大会規則

2017年リトルリーグ公認規定、競技規則、トーナメント規則及びガイドライン並びに公認野球

規則を準用する。

 登録及び義務

1.選手登録

1)年齢  リトルリーグ年齢11歳及び12歳の選手

  中学校1年生5月~3月生まれ 小学校6年生 小学校5年生4月~8月生まれ

2)人数  14名以内

2.監督およびコーチ

1)監督   1名

2)コーチ  2名まで

3)監督、コーチは成人のものに限る。

4)携帯電話等外部と連絡する事が出来る機器類はベンチへ持ち込んではならない。

3.登録した監督、コーチ、選手のみベンチに入ることができる。

4.登録選手の義務

  登録選手は全員試合に出場し、規則Ⅸに明記されている特記事項全員出場の義務を果たさな

  ければならない。

 服装

1.選手は全員統一した服装を着用し、ユニホームの胸にリーグ名の表示のあるものに限る。

  なお、白色のアンダーシャツは認められない。

2.監督、コーチの上着は襟付きの白、ズボンは白またはグレーで統一したものを着用する。

3.監督、コーチの帽子は選手と同じものまたは白で統一したものを着用する。

 用具

1.捕手は試合及び練習中も公認のヘルメット(耳カバー付)、プロテクター(ロングタイプまた

  はショートタイプも可)、マスク、スロートガード、及びカップを着用する。

2.非木製バットでBPF(バット性能指数)1.15の印字表記のないものは使用できない。

3.瑕疵、変形等があるバットの使用の可否については審判が安全上の問題を最優先にその判断を

  する。

4.バットリング、マスコットバット、鉄棒、メガホンのベンチ持ち込みを禁止する。

5.野球用手袋、リストバンドの使用を許可する。ただし投手は除く。

6.サングラスの使用は選手のプレーに必要なときは認める。監督コーチの使用は禁止するが、

  大会本部が許可した場合はこの限りではない。

7.ヘルメットの顎ひもを着用すること。

8.グラブのひもは必要以上に長いものは認めない。

9.出場選手には安全確保の為、胸部保護パッドを着用する事が望ましい。

  (東北連盟:着用義務)

 試合の準備

1.ベンチは組み合わせ抽選の若い番号を一塁側とする。

2.攻守は主将により、試合当日決定する。

3.シートノックは後攻より7分間とするが、都合でカットする場合もある。

4.シートノック時に限り背番号なしのユニホームで3人まで自チームのボールボーイとして

  認める。

5.試合前のブルペンでの投球練習を監督及びコーチが傍らで見ていても良い。

 試合の運営

1.延長戦は無制限とするが、大会本部は選手の健康管理には十分留意する。

2.全試合、4回以降10点差によるコールドゲームを採用する。

3.ベースコーチは次の条件を満たしていなければならない。

1)自チームのユニホームを着た有資格の選手と、監督、コーチが務めることができる。

2)2人の大人のベースコーチが許される。ただし、ベンチに監督またはコーチが他に1人いる

  場合のみ、監督、コーチが務めることができる。

3)大人のベースコーチもヘルメット着用が望ましい。その場合、できる限りチームと同じものと

  する。

4)ベースコーチは自チームの打者、走者のみに指示することができる。

5)ベースコーチは同一イニング中、ボックスの移動できない。

6)コーチスボックスから出て自チーム打者及び塁上の走者に指示した場合は、攻撃側のタイムの

  数に数える。

7)相手選手に対し威圧的な言動があった場合、1回目はベンチに戻す。当該者はその試合中

  コーチスボックスに入れない。2回目は監督が直ちに退場となる。

4.ベンチ内の監督及びコーチはみだりにベンチを離れることはできない。

5.攻撃側がタイムをとり、選手に指示する回数は1イニングに1回である。なお、守備側の

  タイムのとき、攻撃側の監督及びコーチが選手に指示する場合は回数に数えない。

  ただし、守備側の指示より長い時間は認めない。

6.監督、コーチが投手に指示する場合は、マウンドで行うこと。この時に捕手および内野手が

  集合してもよい。監督、コーチ及び選手はスピーディーに行動すること。

7.試合中に野手がマウンドに集まることは規制しない。ただし、試合の流れや頻度に応じて

  審判員が認めない場合もある。

8.投手のウォームアップ時に、打者などが打席に近づき、タイミングを測る行為を禁止する。

9.走者やベースコーチなどが球種とコースに関するサインを盗み打者に伝達することはスポーツ

  マンシップに反する行為である。審判員がこのような行為が発生していると判断した場合は、

  選手と監督の両方が退場させられる可能性がある。

10.ネット裏または観覧席から相手リーグの情報を伝える行為を禁止する。

11.ベースコーチなどが、打者走者(走者)の触塁に合わせて「セーフ」のゼスチャーとコール

  をする行為を禁止する。

12.臨時代走

1)打者及び走者が事故等で走者になれない場合、臨時代走を認める。なお、臨時代走は投手と

  捕手を除く打順の遠い選手とする。

2)攻撃が終わっても前記の選手が速やかに出場できない場合は、選手交代となる。

3)頭部に投球及び送球を受けた時には、必ず臨時代走を出す。

13.走者がヘッドスライディングをした場合は、アウトになり、ボールデッドになる。

14.不正投球が発生した時は走者を進塁させず、投球しない場合もボールを宣告して投球数に

  加算する。

15.試合開始、終了の挨拶の時に監督は選手と一緒に整列する。コーチはベンチ前に整列する。

16.試合規定

  打者はバッターボックスに入ったのちは、その打席が終了するまで少なくとも片足はバッ

  ターボックス内にとどめておかなければならない。

例外:

1)スイング時、スラップ(走りながらの打撃)時、あるいはスイング途中停止時

2)投球により打席から出ざるを得なくなった場合

3)打者が“ドラッグバント”を試みた場合

4)捕手が投球を捕球できなかった場合

5)何らかのプレーが試みられた場合

6)タイムが宣告された場合

7)投手がマウンド周りのダートエリア(土の部分)から外に出たり、投手が捕手から返球を

  受けたのちに投手板から5フィート(1.52m)以上離れたり、捕手がキャッチャーボックス

  の外に出た場合

8)スリーボール後の投球を打者がボールと判断したにもかかわらずストライクであった場合

  ペナルティー:打者が例外状態にない場合にバッターボックスを出た場合、審判員は打者に

  警告を与える。 警告後に再度バッターボックスを出た場合、審判員はストライクをコール

  する。一人の打者に何度でもこのコールはなされる。

注:ストライクのコールが3ストライク目でない限り、打者はバッターボックスに戻り新しい

  カウントから打撃を継続する。

  メジャー部門:投球数にはカウントしない。ボールデッドとなるが、走者は進塁しない。

17.故意四球

  次の場合に、打者は走者となり、アウトになることなく安全に一塁に進める権利が与えられる

 (ただし、打者が一塁に進んで、それに触れることが条件となる)。

1)審判員が“四球”を宣告した場合

2)投球前に守備側チームから球審に対し打者に“故意四球”を与えることが伝えられた場合

注1:その指示は守備側チームの監督からなされなければならない。監督は“タイム”をかけ、

  タイムが認められたのちに打者に四球を与える旨を球審に伝えなければならない。

注2:ボールデッドとなり、塁上の走者は打者走者の四球により押し出される場合を除き進塁

  できない。投手の投球数には4が加えられる。

 監督、コーチ、選手の退場

1.次の場合、大会本部及び審判員は監督、コーチ、選手を退場させる。

1)自軍のベンチ及び応援席の中から、相手リーグ及び審判員に対し暴力及び暴言を吐いた場合、

  監督及び当該者を退場させる。

2)審判員の判定及び指示に従わなかった場合、監督及び当該者を退場させる。

3)Ⅵの9の行為が発生していると審判員が判断した場合は、一度目は警告、同一試合で二度目は

  監督及び当該者を退場させる。

 降雨、日没、時間制限等で試合続行不能となった時

1.1回が終了していない場合は再試合とする。その場合は投球数を含む記録はすべてゼロとする

2.2回以降、試合が続行不能となり勝敗が決められない場合は、サスペンデッドゲームとする。

3.サスペンデッドゲームは、すでに終了したイニング数に関係なく、正確に一時停止された状況

  から試合を再開しなければならない。

4.サスペンデッドゲームとなり、その翌日に試合が再開された場合、中断時点で投手であり、

  中断までに20球以下の投球数の投手は、続きの試合においてその投手の投球数はゼロから

  カウントする。

5.中断までの投球数が21~40球の間であった場合、続きの試合においてその投手の投球数は

  中断された時点の投球数からカウントする。

6.41球以上投げた投手は規定の休息日が必要となる。

 特記事項

「全員出場の規則」

1.試合当日ベンチ入りした選手は全員試合に出場しなければならない。

1)13名以上の選手が試合に参加している場合、当日の名簿上の全選手が、攻撃において少なく

  とも1打席は試合に参加しなければならない。

2)12名以下の選手で試合に参加している場合は、当日の名簿上の全選手が、守備において最低

  6つの連続したアウトと、攻撃において少なくとも1打席は試合に参加しなければならない。

2.監督は本規定を満たすことに責任を持たなければならない。この規則による全員出場義務規定

  を満たさないことは抗議の基礎となる。メンバー表に記載された選手の一人以上がこの条件を

  満たさず、抗議されるか大会本部が認めた場合、大会本部は監督の続く2試合への出場停止を

  命じる。さらなるペナルティーもある。それには、没収試合やチームや監督、コーチの資格

  剥奪も含められる。

3.負傷して退場した選手は出場条件を満たさなくても良い。

4.選手の病気、負傷、退場で9人の選手を揃えられなくなった場合は、控え選手の中から交代

  選手を指名する。ただし、その人選は相手チームの監督が行うものとする。退場になった選手

  はこの再出場の対象とはできない。

5.投手が全員出場義務を完了しており、打者の時に交代選手が出場した場合、実際に降板したの

  でなければ一度に限り投手として再出場できる。

6.すべてのコールドゲームに全員出場義務は適用しない。

7.全選手が再出場できる。また再出場回数に制限は設けない。(全選手が何回でも出場できる)

8.先発の選手は全員出場義務を果たしていなくても交代できる。交代で初めて試合に出場した

  選手は、全員出場義務を完了するまで交代できない。(13名以上のベンチ入りで先攻の場合

  は、先発投手も交代できるが、その裏に先発投手の義務を果たさなければならない。)

「投球規定」

1.降板した投手はその試合では投手に戻れない。

2.投球数を制限する。

3.年齢別投球数 11歳~12歳は1日85球までとする。

※例外 次に該当する場合は投球制限に達しても投げ続けてよい。

1)その打者が出塁するか、またはアウトになるまで。

2)第3アウトが成立し、そのイニングが終了するまで。

4.休息日

1)必要な休息日は次の通り。

 ・1日に66球以上の投球をした場合、4日間の休息が必要。

 ・1日に51~65球の投球をした場合、3日間の休息が必要。

 ・1日に36~50球の投球をした場合、2日間の休息が必要。

 ・1日に21~35球の投球をした場合、1日間の休息が必要。

 ・1日に1~20球の投球をした場合、休息日は必要ない。

  休息日はいずれも最終打者と対峙した時点での投球数が対象となる。

  例)20球目で次打者を迎えた投手は、その打者が「投球規定」3の例外で、完了して交代

    した場合、記録上はその投手の投球数は20球以内とカウントされ休息日は必要がない。

5.選手は1日に2試合以上の投球はできない。

6.投手が41球以上の投球をした場合、その試合は捕手を務めてはならない。

7.試合で4イニング以上捕手を務めた選手は、その試合は投手を務めてはならない。

 (注)4イニングはアウト数(12)ではなく、守備についたイニング数とする。

    4イニングは1試合の数であり、2試合行った場合は合計イニング数ではなく、

    それぞれの試合でのイニング数とする。

8.故意四球(敬遠)は、投球数4を加算する。

「スペシャルピンチランナー」

1.スペシャルピンチランナーは1イニングに1回、1試合に2回に限り使用できる。

2.出塁した選手は1試合に1回のみスペシャルピンチランナーと交代できる。

(例:初回に3番打者が四球で出塁し、スペシャルピンチランナーと交代した。3回にも四球で

   出塁したが、初回に1度交代しているため、その試合中はスペシャルピンチランナーとの

   交代はできない。)

3.スペシャルピンチランナーとなれるのは、その時点で打順に入っていない選手である。

(例:1番打者として先発出場したA選手が3回に代打を送られ交代した。この時点でA選手は

   打撃順から外れたためスペシャルピンチランナーとなる資格を持つことになる。しかし、

   その後A選手がリ・エントリーして打撃順に復帰した場合は、スペシャルピンチランナーと

   なる資格を喪失する)。

 スピードアップ

1.投手はボールを受けたら速やかに投手板に付いて捕手のサインを受ける。

2.捕手は受けたボールを速やかに投手に返球して、投手にサインを送る。

3.捕手はホームプレートより前に出ないで野手に声をかける。

4.内野手はボール回しを定位置で行う。

5.内野手は外野手からのボールを定位置から投手に送球する。

6.打者は打者席を外さずにベンチのサインを見る。

7.ベンチからのサインは短くする。

8.守備につくとき、ベンチに戻るときは必ず走ること。

9.審判員はスピーディーな試合を常に心がける。

ⅩⅠ補則

1.ベンチ内のプレーについて

1)常設の正規の球場は競技規則通りである。

2)仮設のベンチは危険性があるのでボールデッドとする。

2.選手からのハーフスイングのリクエストを受ける。

3.全野手がファウルラインを超えた時にアピール権は消滅する。

4.飛球をデッドライン、ホームランライン内で完全捕球したと審判員が認めた場合、選手が捕球

  後場外に出てもアウトである。なお、野手がボールデッド地域に倒れ込んだ場合は、ボール

  デッドとなり、走者に1個の進塁を認める。野手がボールデッド地域に踏み込んでも倒れな

  かった場合はボールインプレーとなる。

5.ネクストバッタースサークルは作らない。次打者はベンチの出入り口付近に待機すること。

6.監督、コーチがグラウンドに入るときはコートを脱ぐこと。

7.ホームランを打った選手をたたえるときは、派手にしないこと。

8.選手はユニホームをきちんと着用すること。

 

【2017リトルリーグルール改正による注意点】

①競技規則6.08(2)投球前に「故意四球」を与えることが伝えられた場合。

②トーナメント競技規則3.試合規定c.1イニングに1回、1試合に2回に限り起用できる。

③   〃   3.d球種とコースに関するサインを盗む・・・選手と監督が退場。

④   〃  10.c.注2:13名以上のベンチ入りで先攻の場合、先発投手も交代できるがその

 裏に先発投手の義務を果たさなければならない。