リトルリーグについて
■リトルリーグとは
リトルリーグとは、高校野球やプロ野球と同じ硬式ボールを使用した少年少女野球のスポーツ
団体です。
現在、全国に263リーグ/713チームあり、これらの各リーグは全てボランティアで支えら
れ、リトルリーグ出身のプロ野球選手も数多く活躍しております。
リトルリーグは、野球を指導することはもちろんですが、その精神は野球を通じて、挨拶や礼儀
作法、さらには品性・誠実・勇気を合言葉に、いろいろなことを子どもたちに経験させ、努力・
集中力・仲間を思いやる心を育てていくことを目的としています。
ちなみにリトルリーグとは「小さな連盟」という意味です。
■リトルリーグ(硬式)と少年野球(軟式)の主なルールの違い
リトルリーグは硬式野球ボールを使用し、少年野球は軟式ボールを使用します。細かな違いは
ありますが、基本的に同じ野球です。
|
リトルリーグ(硬式)※メジャー、マイナー部門 |
少年野球(軟式) |
ボール |
硬式ボール ※プロ野球や高校野球と同じです |
軟式ボール |
グランドサイズ |
塁 間 約18.3m 本塁間 約14m ※ソフトボールのグランドサイズです |
塁 間 23m 本塁間 16m |
ルール |
投手には1試合での投球数制限があります。 10歳以下は1日75球。 11~12歳以下は85球。 ※休息日(試合)をとるようになっています。 |
特になし |
走者のリードがありません。 投球したボールが打者に届く前に離塁できません。 |
リード(離塁)は自由
|
|
危険防止のため、進塁時のヘッドスライディングはアウトとなります。 |
特になし |
|
胸部保護パットの着用が義務。 |
特になし |
■リトルリーグのケガ防止対策等
リトルリーグは、アメリカに本部がある国際的な団体ですので、子どもの体への負担軽減・ケガ
の防止を第一に現在の規格や制限が設けられております。先のルールの違いでもご案内しました
が、投手の投球制限・胸部保護パッドの着用義務化など数多くの制限が設けられております。
ちなみに、肩やひじの故障は重いボールを投げるせいではなく、投げ過ぎによるものが多いとい
われています。現に、軽いボールを使う少年(学童)野球でも投げ過ぎで肩やひじを壊す選手も
いますし、小学生のソフトボール選手は硬式ボール(145g程度)より更に重いソフトボール
(163g)を使用しますが、そのせいで故障が多いとは聞きません。
■リトルリーグの特徴
高学年になると、打席での体感速度は、100㌔~150㌔くらいになり、なおかつ、変化球が混じり
ます。硬球は、軟球と比較して変化しやすいので、打者の対応力、バッティング技術は、ますま
す磨かれていきます。
なお、変化球の使用は可能ですが、ケガを防ぐため、投手~捕手間は短く、投球数制限や捕手
交代の制限なども厳しく制限しています。
そして、塁間がコンパクトな分、高学年の足の速い子供で、左打者では打ってから3秒半ばで一塁
へ到達し、右打者では4秒をきります。もう一方で、内野手も同様に塁間がコンパクトな分、打球
の体感速度が速いので、高度な打球への反応、そしてスピーディーに送球動作へ移行する自然な
動作や技術が培われていきます。
つまり、最も、巧緻性(技術)や敏捷性が培われるゴールデンエイジの子供達にとって、最も必
要で適切な要素、子供の能力を伸ばしてあげる必要な要素がリトルリーグにはあります。
チームについて
■チームの方針
利府ユニオンは、『礼儀(挨拶)』『感謝』『チームワーク』『心身の健全』を基本理念とし、
野球の基本を徹底的に教え、子供達の将来の野球人生に繋がる『身・技・体』を育てたいと考え
ております。
■チームの構成
【選手】
①インターミディエット部門 (中学1年9月~中学2年8月まで)
②メジャー部門 (小学5年9月~中学1年8月まで)
③マイナー部門 (小学4年9月~小学5年8月まで)
④ティー(ジュニア)部門 (園児~小学4年8月)※マイナーと一緒の活動が中心です
【スタッフ】
①役員
②指導部(監督、コーチ)
③事務局(事務局長、各部門副事務局長
④親子会
⑤審判部
⑥婦人部
活動状況について
■練習
・土曜日、日曜日、祝日 9:00~17:00
・4年生9月~ 水曜日 19:00~21:00(希望者のみ)
■練習場所
・晴天時:沢乙北公園野球場(メイン会場)・葉山グランド・利府中央公園野球場など
・雨天時:利府第三小学校体育館
・夜練習:利府中学校体育館、しらかし台小学校体育館
■主な1日の練習メニュー
8:45 集合、挨拶、グランド準備
11:00~12:00 バッティング練習等
12:00~13:00 昼食、休憩 ※昼食はおにぎりを持参します
13:00~13:30 ランニング、キャッチボール
13:30~15:00 バッティング練習等
15:00~16:30 守備練習など
16:30~17:00 ランニング、体操、片付け、挨拶、解散練習日
※技量、体力に応じて監督、コーチが指導を行います。低学年では、体力に応じて
午前中のみの練習も可能です。
■大会や試合について
インターミディエット、メジャー、マイナー各部門により大会や試合数は異なります。
メジャーは9月以降各チームやリーグ主催の大会に出場する機会が多く、9月に行われるミズノ
カップ(新人戦)から始まり、各リーグの主催試合、そして、5月に行われる全日本選手権
(公式戦)はアメリカで行われるワールドカップを、6月に行われる全国選抜大会(公式戦)は全国
大会をかけたリトルリーガーにとって大切な大会となります。
【インターミディエット・メジャー・マイナーの主な公式試合】
★インターミディエット部門
・世界選手権大会(8月 カリフォルニア州)
・アジアパシフィック選手間大会(アジア各地)
・全日本選手権大会(北関東エリア)
・東北連盟大会(予選)
★メジャー部門
・ミズノカップ(秋季新人戦、県大会)
・仙台放送杯(春季大会、県大会)
・全日本選手権大会(小学5年生4月生~8月生、6年生、中学1年生5月生~)(毎年5月に県内予選、東北大会を勝ち抜き全国大会へと進みます。
全国大会で優勝したチームはアメリカで行われるワールドカップの切符を
手に入れる事になります。)
・全国選抜(小学校5年生4月生~中学校1年生)
(毎年6月に県内予選、東北大会を勝ち抜き全国大会へと進みます。)
・ラテンアメリカ大会【選抜選手のみ出場】
★マイナー、ティー部門
・MLBカップリトルリーグ5年生・4年生大会全国大会IN石巻
(2016年にMLBとリトルリーグ日本協会が新設したマイナーの全国大会。
宮城県予選で2位までに入賞すると全国大会へ出場できます。)
・MLBカップリトルリーグ5年生・4年生大会全国大会宮城県予選・宮城県協会ティーボール大会
【最近の主な公式戦の成績】
■インターミディエット部門
・全日本選手権全国大会出場(2015年、2016年)
・全日本選手権全国大会 全国優勝 (2015年)・アジアパシュフィック中東大会 準優勝 (2015年日本代表として出場)
■メジャー部門(公式戦)
・全日本選手権宮城・山形大会 優勝 (2017年)
・ミズノカップ (2016年:準優勝)
・全国選抜宮城県大会 (2015年:準優勝、2017年:優勝)・全日本選手権全国大会 ベスト8 (2014年)
・全日本選手権東北連盟大会 (2014年:準優勝、2017年:出場)
・全日本選手権宮城県大会 (2014年:3位、2017年:優勝)
・仙台放送杯 準優勝 (2014年)
・ミズノカップ 優勝 (2013年)
・全国選抜東北連盟大会出場 (2013年)
・仙台放送杯 準優勝 (2013年)
・仙台放送杯 準優勝 (2012年)
■マイナー部門
・宮城利府リーグ会長杯マイナー大会 優勝 (2014年)※合同チーム
・宮城県ティーボール大会 優勝 (2013年)※合同チーム
・ティーボール全国大会宮城県予選 第3位 (2014年)
・会津喜多方リーグマイナー大会 優勝 (2017年)※合同チーム
入団手続について
■入団申込書
別添の入団申込書を事務局長に提出をお願いします。入団申込書を提出いただいて時点で正式
入団となります。世帯全員分の住民票も併せて提出をお願いします。
■会費
入団時に入団金を徴収しますが、選手のユニホーム代に充当いたします。
また月会費は、道具車代(1000円/月)と併せて月々納入いいただきますが、部門により異なり
ますので、詳しくはお尋ねください。
※兄弟で入団の場合は『兄弟割引』がございます。
※上記以外に、遠征に伴う宿泊費及び交通費が発生する場合と、親子会(父母会)主催行事など
で別途費用が発生する場合があります。
■用具
『最初に揃える物』
○選手用
①試合用チーム帽子
②試合用ユニフォーム上着
③胸部保護パット ※個人手配でも可
④グランドコート ※個人名刺繍必須
⑤ベースボールTシャツ
○保護者用(希望者向け)
①チーム帽子
②ベースボールTシャツ
③チームTシャツ④母用ウィンドブレーカー
⑤母用ベンチコート
【各自購入】
①スパイク(黒1色)
②試合用ストッキング(黒1色)
③試合用アンダーストッキング(白)
④練習用ソックス(黒)
⑤練習用白ユニフォーム
⑥練習用白帽子
⑦アンダーシャツ 長袖、半袖など(黒1色)
⑧アップシューズ(普段使っている運動靴で可)、雨天・夜練習用室内シューズ
⑨野球道具の入るバック
⑩水筒、2ℓ~3ℓポット
⑪グローブ(軟式用可)
※上記用品は試合・練習で使用しますので、ご購入をお願いしております。なお、硬式用の
グローブとバットは、軟式と比較し割高ですので、徐々に買い揃えれば十分と考えます。
またバットはチームとしても揃えてありますので急いで購入する必要はありません。
保護者の役割について
指導者と子ども達だけでは活動できないため、父母の皆さんの協力が必要です。
主な役割については以下のとおりです。
・母親 月に1回程度、お茶当番として選手・父兄の飲み物の準備などを担当
・大会出場に伴う、グランドの設営・アナウンス・審判などの業務
・選手のグランド等への送迎
基本的に送迎は各家庭で行っていただきますが、お仕事など、家庭の事情等などで送迎が
できない場合は、チームメイトのご父兄にお願いするなどしています。
その他
■選手・保護者の昼食について
選手・保護者の昼食については、おにぎり若しくはレトルトのカレー(冬場)などに限ります。
通常練習の場合、食育トレーニングとして捕食を取り入れています。
■選手の服装について・大会時
試合用帽子・試合用ユニフォーム・黒ストッキング/白アンダーストッキング
・練習試合
試合用帽子・ベースボールTシャツ(練習試合は黒ソックス可)
・練習
練習用白ユニフォーム
■各種お問合せ、ご相談窓口
事務局長:照井奈緒美
連絡先 :080-5731-7979(チーム携帯)
E-mai :rifu-union@ezweb.ne.jp(チーム携帯)