第3回リトルリーグ野球インターミディエット全日本選手権大会規則及び留意点

第3回リトルリーグ野球インターミディエット

全日本選手権大会規則及び留意点

                             2015年4月2日

Ⅰ 大会規則

  • 本大会は2015年リトルリーグ野球公認規定(インターにディエット部門)並びに公認野球規則を
  • 準用する。主要な公認規定と競技規則、留意点及びローカルルールについては以下のとおり。

 

Ⅱ 服装

  1. 1.監督・コーチの服装はリトルリーグ(メジャー)部門と同一とする。成人のベースコーチの
  2.   ヘルメット着用は任意とする。

 

Ⅲ 用具

  1. 1.捕手用具はリトルリーグ(メジャー)部門と同一のものを使用できる。
  2.   ただし、ショートタイプのチェストプロテクターも着用可とする。
  3. 2.打者用ヘルメット(7個)はリトルリーグ(メジャー)部門と同一のものを使用できるが、
  4.   顎ひものないヘルメットも使用可とする。
  5. 3.バットはインターミディエット規格適合のものに限る。
  6.   リトルリーグ(メジャー)部門で承認されたものの使用は認めない。

4.金属製スパイクの使用可とする。

5.胸部保護パッドの着用は義務とはしないが着用することが望ましい。

 

Ⅳ 試合の運営

*大会1日目は3チームによるリーグ戦とする。リーグ戦は7回で打ち切り、延長戦は行わない。

1)リーグ戦の試合順序

  3リーグの場合(数字は各組合せ枠ごとの順番を示す)

  ・第1試合・・・1:2

  ・第2試合・・・第1試合の敗者:3

  ・第3試合・・・第1試合の勝者:3

2)リーグ戦の順位決定

  1.勝率 2.失点率 3.直接対戦の勝者 4.得点率 5.トス

  ①勝 率・・・勝ち数÷試合数(引き分け試合は勝ち数、試合数に加算しない)

  ②失点率・・・総失点÷総守備イニング数

  ③得点率・・・得点数÷総攻撃イニング数

  ④ト ス・・・各チーム代表者1名によるコイントス

  *小数点3位までとし4位以下は切り捨てとする

  1. 1.決勝戦はA面、B面の第1位とする。
  2. 2.7回を終了し同点の場合、延長戦(無制限)を実施する
  3. 3.コールドゲームは5回以降10点差とする。
  4. 4.試合が降雨等により続行不可能となった場合、後日、中断した時点から再開する
  5.  (サスペンディッド・ゲーム)。ただし、1回が終了する前に続行不可能となった場合には、
  6.   ノーゲームとして取り扱い再試合とする。その場合、投手の投球記録はリセットする。
  7. 5.走者のヘッドスライディングは許される。
  8. 6.ボークは適用される。
  9. 7.ネクストバッターズサークルは使用できる。(ただし、グラウンドの広さ次第で
  10.   ネクストバッターズサークルを設置しない場合もある)
  11. 8.ベースコーチは選手あるいは監督・コーチが務めることができる。両方のベースコーチを監督、
  12.   コーチとしても良い。ただし、ダグアウトには監督・コーチが最低1人はいなければならない。
  13. 9.監督またはコーチが投手のもとへ行ける回数はリトルリーグ(メジャー)部門と同一である。
  14. 10.投手の規則
  15. (1)  投手は一度降板し他のポジションに移っても、控え選手と交代していなければ、
  16.   その試合で一度だけ再登板できる。
  17. (2)  投手が1日および1試合に投球できる球数は下記とする。
年齢区分
  •  
  1. 11、12歳選手
  1. 85球
  1. 13」歳選手
  1. 95球
  1. (3)  投手は1日に2試合以上投手を務めることはできない。
  2. (4)  投手はその投球数によって下記休息日(登板禁止日)を守らなければならない。
  1. 1日の投球数
  • 休息日
  1. 66球以上
  1. 4日
  1. 51~65球
  1. 3日
  1. 36~50球
  1. 2日
  1. 21~35球
  1. 1日
  1. 20球以下
  • 不要
  1. 11.  全員出場規定
  1. (1)  リトルリーグ(メジャー)部門と同一条件で全員出場させなければならない。
  1. a 13名以上の選手が試合に参加している場合、当日の名簿上の全選手が、攻撃において
  2.   少なくとも1打席は試合に参加しなければならない。
  3. b 12名以下の選手で試合に参加している場合は、当日の名簿上の全選手が、守備において最低
  4.   6つの連続したアウトと、攻撃において少なくとも1打席は試合に参加しなければならない。
  1. (2) 本規則に違反した場合は、監督は続く2試合について出場停止処分となる。
  2.   続く試合がアジア太平洋選手権大会の場合でも出場停止処分は継続される。
  3.   ただし、監督が故意に違反を犯した場合は、当該チームの失格を含むさらに厳しい処分が
  4.   科される可能性もある。
  1. 12. スペシャルピンチランナーの使用は認められる。
  1. (1) スペシャルピンチランナーは1イニングに1回のみ使用できる。
  2. (2) 出塁した選手は1試合に1回のみスペシャルピンチランナーと交代できる。
  3.   (例:初回に3番打者が四球で出塁し、スペシャルピンチランナーと交代した。
  4.   3回にも四球で出塁したが、初回に1度交代しているため、その試合中はスペシャルピンチ
  5.   ランナーとの交代はできない。)
  6. (3)  スペシャルピンチランナーになれるのは、その時点で打撃順に入っていない選手である
  7.   (例:1番打者として先発出場したA選手が3回に代打を送られ交代した。
  8.   この時点でA選手は打撃順から外れたためスペシャルピンチランナーとなる資格を持つ
  9.   ことになる。
  10.   しかし、その後A選手がリ・エントリーして打撃順に復帰した場合は、スペシャルピンチ
  11.   ランナーとなる資格を喪失する。)